しまね映画塾20周年記念企画!
2003年にスタートした「しまね映画塾」は、島根県内各地で開催を重ね、今年で20回目を迎えました。
コメディや時代劇、SF、そのロケ地ならではの民話をモチーフにしたファンタジー、地元の人も知らなかった実話や実在の人物を題材にした感動ドラマなど、バラエティー豊かな作品が次々と誕生しています。
今年は、しまね映画塾の20周年を記念し、これまでに誕生した約200本の作品の中から、いくつかの作品を各上映会場がセレクトし、上映します!おたのしみに!
2022.10.15更新
松江
会場
しまね映画塾過去作品6本
2003年のスタートからこれまで202本の短編を製作した映画製作体験ワークショップ「しまね映画塾」から、映画評論家・北川れい子氏、映像編集技師・日下部元孝氏がそれぞれ3本をセレクトして上映!
■北川れい子セレクション
[コメント]塾生さんたちが楽しんで撮っているのが伝わってくる、愛すべき作品です。何より笑わずにはいられないないのが、最高!
①『名探偵驚木桃子事件ファイル 断崖絶壁の女』(2008年 美保関/監督 添谷泰一)
心の闇を切り裂く名探偵・驚木桃子。今日も推理が冴えわたる。
②『安来のぞんび』(2011年 安来/監督 添谷泰一)
安来がゾンビの町に―逃げる男と女、生か死か!
③『ハンザケ』(2015年 邑南/監督 岡哲朗)
日照り続きの邑南町に突如現れた巨大なハンザケ(山椒魚)。水を求めて彷徨うハンザケと町を救うために立ち上がったのは、3人の小学生だった。
■日下部元孝セレクション
①『ROCK IN 軽トラ』(2010年 津和野/監督 藤山宏)
故郷から旅立つ娘を乗せて、軽トラで津和野駅へ。冬から春へと移ろう日々をROCKな父娘が走り抜けた、愛と確執の50%実話だ!
[コメント]記念すべきしまね映画塾初編集作品、ものすごい緊張とプレッシャーと二日酔いを今でもはっきり覚えています。だんだん酒が抜けてきて、午後あたりから画期的に短くするアイデアとか、細かな音の処理とかをして見せたら編集室がちょっとザワついたのも思い出深いです。
②『臭れ縁』(2014年 宍道/監督 坂根陽介)
誰かのために走り出したくなる、ニンニク・ラブコメディ‼
[コメント]映画「はい、泳げません」にも編集助手として参加している、映画塾出身の三島望と出会った記念すべき作品。これがなかったらあの娘は僕の弟子になってないかも知れません。坂根監督に感謝‼島大とのコラボで音楽違いを2パターン作成したのも楽しかった。
③『ぽっぷこーんズ』(2014年 宍道/監督 山口智宏)
自分に自信が持てず、女優になる夢をあきらめてしまう佐和。そんな佐和をみて、母和子が思い立った行動とは。
[コメント]山口監督最高傑作、自身の実力をはるかに超えまくった金字塔を打ち立てた奇跡の作品。あの男のピークはここだった?いやいや、今年ラストイヤーだからきっともっとブチかましてくれるよ!!!
松江
会場
【「くじらびと」上映のあとにクスッとひと笑いを・・・】
場所 松江テルサ
日時 9/24(土) 「痛快・平田仮面!」2004in平田
松江
会場
【優秀映画上映のあいだに・・・特別上映!】
場所 メテオプラザ
日時 10/22(土) 「名探偵驚木桃子事件ファイル 断崖絶壁の女」
10/23(日) 「海とチョコレート」
安来
会場
「安来開催の映画塾作品を一気見!」
今年で第20回を迎え、ファイナルとなるしまね映画塾。そこでアルテピアでは丸一日小ホールのホワイエにて2006年、2011年に安来で撮影された計23作品を一挙公開します!作品を見ながら安来のどの場所かを推理してみてください。9:00~17:00まで常時公開しております。お気軽にお越しください。
場所 アルテピア 小ホールホワイエ
日時 10/29(土) 9:00~17:00
料金 無料
2006年製作作品
■おじいさんのかざぐるま
■タクシー
■里山
■心模様
■さいるい雨。
■よわ虫弱之進~冨田城跡の仇討ち
■清水奇譚 きよみずきたん
■冥土 in 安来
■うえをむいて
■シャボン玉ホリデイ
■おじさんのはなし
■金屋子女神恋之道行 かなやごめのかみこいのみちゆき
■やすぎのオヤジ
2011年製作作品
■安来に恋して
■ぼくがネクタイをはずした日
■拓也の夏
■安来のぞんび
■お父さんをとらないで
■願うということ
■女子会
■安来三ブシ物語
■出藍
■我が家の神様